奈良県・次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違い

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム、似ているようで別物です。次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いをご説明します。

次亜塩素酸(HOCl)の殺菌力は次亜 塩素酸イオン(OCl-)より約 80 倍高い といわれている。したがって、次亜塩 素酸水は、次亜塩素酸の存在比率 が高いため、次亜塩素酸ナトリウム よりも高い殺菌活性を示す。 しかしながら、濃度が低いため有 機物が存在すると容易に活性が低 下する。これをカバーするには、流水 で使用することが肝心である。

 

 

 

次亜塩素酸水の殺菌効果・不活化効果[9]
名称 次亜塩素酸水(40ppm) 次亜塩素酸ナトリウム(1000ppm)
Staphylococcus aureus (黄色ブドウ球菌)
MRSA (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
Bacillus cereus (セレウス菌)
Salmonella Enteritidis (サルモネラ菌)
Vibrio parahaemolyticus (腸炎ビブリオ菌)
Escherichia coli O-157:H7 (腸管出血性大腸菌)
Campylobacter jejuni (カンピロバクター菌)
ノロウイルス (ネコカリシウイルス)
インフルエンザウイルス (2009年新型を含む)
Candida albicans (カンジダ)
Aspergillus niger  ; アスペルギルス (黒カビ) ×
Penicillium cyclopium ; ペニシリウム (青カビ) ×

殺菌効果又は不活化効果:◎(速攻)>〇>△>×(無効)