Qualification


特殊清掃業とは清掃業の一形態を指し、専門業者として、特殊清掃業者が必要とされる現場は、孤独死や自殺、事故死などで亡くなった「事件現場」や「ごみ屋敷」が主となり、特に、長期に渡って放置されたご遺体や家庭ごみがあった場合は、それらが原因となって室内に異臭を放ち、非常に立ち入りづらく、困難な現場に変わってしまいます。

 それらは、親族や保証人、時には家主が処理しなければなりません。親族の方が亡くなり、気が動転して普通の精神状態では居られない中で、そうした掃除や清掃を行うことはとても難しいことです。

 

 一般の方ではとても掃除が出来るとは思えない場所が特殊清掃業の働く現場となります。そうした現場だからこそ、ご遺族の悲しみや苦しみをほんの少しでも取り除くことが出来ればどんなに素晴らしいことでしょうか。

 

 特殊清掃は、“誰かがやらなければならないこと”であり、“誰でも出来ることではないこと”を、専門家として自分が責任を持って対応することで、一人の人間としても成長でき、ご遺族のために一生懸命対応することで、“ありがとう”と言われる仕事となっていくのです

便利屋サービス

 地域社会から見えてくる便利屋業の存在意義

便利屋業の需要に影響を与えているもので、まず第一に、『高齢化』・『核家族化』があげられます。

clipboard.png 高齢化社会における便利屋業の需要


高齢化が進むにつれ、作業の担い手が高齢になってきたことで、お部屋の掃除1つをとっても、
身体に負担が掛かってきたり、部屋の荷物をひとつ運ぶだけでも重労働になり、何気なくできていたことが出来ないという事態が生まれるようになってきました。
 
さらに、核家族化が進み、離れて暮らす家庭が増えたことによって、家族内で補い合うことも難しくなってきているのも事実です。
 
2020年には更に高齢化が進むであろうと言われており、4人に1人、3人に1人と高齢者率が25%を超えることが予想されます。
加えて、高齢者の単身世帯率や生涯未婚率の高まり、離婚件数の急増等によって、高齢者の生活支援は、今後さらに必要となってくるでしょう。
 
そうしたことから、生活の助けとなる『便利屋業』の存在は大きくなり、これからますます需要が高まってくることが予想されます。
   

遺品整理サービス

遺品整理士の活動

1.残された想いを、ご遺族へ
高齢者の孤立死などの問題により、高まる需要に対応していく"遺品整理業"を十分に理解し、さらに"供養" に対する認識を持ち、想いのこもる品々を取り扱える専門家としての活動を行っていきます。
2.正しい知識・正しい対応
廃棄物やリサイクル品の取り扱いに関する各法規制を学び、遺品整理業特有の事項に対して正しい知識を持ち、それにともなった正しい処理を行うことを目的とします。
3.実務の流れ
実際に行われた業務の事例より、実務に向けた心構えや留意点を理解することで、より円滑に作業を行うことが可能となります。
4.遺品整理業界の健全化
「遺品整理士」の資格認定により、遺品整理業に一定のガイドラインを定め、その中で各種関連法令を遵守する必要性の指導に努めることで、遺品整理業界の健全化をはかります。
5.行政の働きかけ
これから、「遺品整理士」の資格を持っている人に、行政が優先的に仕事を発注するように、全国で働きかけがはじまっております。全国で問題になっている高額請求や不法投棄などの撲滅のため、「遺品整理士」の活動がはじまっております。

特殊清掃サービス